通販サイトで話題となっているチェキは魅力的な商品

チェキというアイテムをご存じでしょうか。これは1990年代中頃に大手玩具メーカーが開発・販売を実施したものでインスタントカメラと呼ばれるものです。当時はフィルムが主流で、現在のようなデジタル媒体はありませんでした。一般的な写真機はフィルムを入れて、それを現像サービスに出さないと絵を見ることはできませんでした。

ところがチェキの場合は、撮影をしたその場で絵を確認できるのが魅力です。仕組みは非常に単純で、ポラロイドフィルムを備えているからです。その場で感光をさせれば像を浮かばせることができることから、インスタントと呼ばれていたわけです。2000年になるとデジタル機器が登場をしたことで、チェキも自然と姿を消していきました。

ところが2020年、大手光学機器メーカーが再びチェキを販売し出したことで、今では通販サイトでも売り切れが続出となっています。なぜ通販で売り切れるほどの話題となっているのか、理由はアナログブームが要因となっているからです。若い世代の方だと、フィルムというものを知らない方が大半です。スマートフォンなどですぐに写真を撮影して、その場で綺麗な映像を手に入れられることに慣れていますが、チェキはその限りではありません。

手振れや露出不足などで、決して綺麗な映像を手に入れられるものとはいえません。若い方はそこに魅力を感じており、通販で買い求めようとされています。また通販限定販売という点もポイントです。